2010年11月29日月曜日

「団塊世代は寄付しろ」の論を読んで思ったこと

北大の山口教授が「団塊世代は寄付しろ」と日経新聞で訴えていた。
団塊世代は年金もしっかり受給できて、いいとこどり世代なんだから、
若い世代の反発をまねかない為にも寄付すべし、が趣旨でした。

なるほどね。少しは同意できる。私の場合は寄付をお金でなく
仕事でやってるようなものです。

ひとつには地元の中堅企業の経営支援をその企業が払いやすい
報酬でやっていることかな。

もうひとつは”経営品質”の普及活動をボランティアでしていること。
これも地元の中堅企業が対象の活動です。

そりゃぁ私だってお金はいくらでもほしいけど、それよりも仕事を
通して誰かの役に立つ方が今の私には貴重なこと。

あすで63歳になるんだけど、できればあと4~5年はこのような
状態が続けばいいですね。

それにしても63歳なんてちっとも老人じゃないとつくづく思う。
70歳定年説もあるけど案外現実的な提案かもしれない。

そのかわり給料は55歳くらいをピークに、あとは毎年
前年の9割くらいでもいいのではないのか。

55歳で年収500万円の人は70歳で114万円位になるけど
これに年金100万円くらいなら悪くないと思う。

そのかわり条件をつける。それは健康であることです。
たとえば年間医療費が〇〇万円以下をハードルにする。

ハードルを上回った分は年金から差し引く。
そうすると、多くの人は70歳まで長く働き、
かつ年金を受給するためには、あまり
不健康な生活をしちゃいけないなと
考えるので、結果として医療費抑制にもなる。かな?

2010年11月7日日曜日

抽象的に希望して具体的に絶望

1年ちょっと前の民主党の「脱官僚」とか「コンクリートから人へ」などの
キャッチコピーに、多くの国民はこの国がよい方向へ向いていくと
期待したものでした。

ところが「クルクルパー」とアメリカの政府関係者だかメディアにバカにされた
鳩山前総理は、沖縄普天間でわざわざ問題を作り出して見るも無残な
日米関係を再構築。

総理退陣後は「政治家をやめる」と言ったのに「辞めるのをやめる」と
言い出す始末。 頼むからもう何もしないでほしいですね。

鳩山の後の菅総理も期待外れ。
唐突に消費税を上げる話をしたところから始まり、いまだに
日本をどうしたいのかを自分の言葉で伝えられていない。

たぶん野党時代には本気で日本をどうするかについては
なにも考えていなかったんだね。 野党のときは無責任に
攻撃しているだけでよかったのが、責任政党になったとたんに
能力不足が露呈してしまった。

あんまり無能な総理が続くので、韓国みたいに有能なビジネスマンが
トップになったほうが国際感覚や国の経営センスもあるだろうから
今よりはましなのではと思ってしまう。

民主党にも自民党にもまだ有能な政治家はいるだろうから、
はやく世代交代して新しいビジョンを示してもらいたい。
もう、団塊おやじたちはおとなしくするべきだね。