2010年6月27日日曜日

母の旅立ち

平成22年6月20日(日)午後9時37分、母が93歳の天寿を全うした。

隣接する病院に平成16年7月から入院していたので、
今年で6回目の正月を.病院で迎えたことになる。
3年前の正月には容態が悪化し、医者からは家族を
呼ぶように言われたこともあった。

容態の悪化はその後何度もあり、その都度持ち直して来たので、
今回も大丈夫であることを期待したが、数日間高熱と荒々しい呼吸が
続いた今回は、さすがに頑張りきれなかった。

私がベッド脇で見守っていたが、午後9時頃に荒々しい呼吸が停まったので
宿直の医師に対応していただいた。医師は酸素を強制的に吹き込んでいたが、
「あと何分かの時間の問題です。手を握ってあげてください」と宣告。

モニターに表示される心拍数が60台から赤文字のゼロになったり25になったりと
次第に心臓の鼓動が少なくなっていき、ついにはゼロだけが続くようになった。

まさに眠るようにおだやかな大往生であった。
母には「お疲れ様、ありがとうございました」と私の気持を伝えた。

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