2011年3月27日日曜日

新しい職場にはどんな課題がありそうか

4月1日から近所にある「児童センターの館長」に就きます。
いままで何度か引き継ぎの打ち合わせをして感じたこと。
私が勤務する9時~15時の時間帯は、小学生も町内会も
あまり利用する人がいないようです。留守番が仕事かい(苦笑)。

施設は、100㎡くらいの体育館、10畳くらいの図書室、
そして30畳くらいの畳の和室。民間ビジネスマンの感覚から言えば
「利用効率」が低い。 では、あいている午前中をどうしたら有効に活用できるのか。

午前中から自由な時間を持っている人たちが潜在顧客です。
退職した高齢者とか専業主婦しか思い浮かびませんけど、
この人たちが利用したくなるメニューを提供することで、
施設の利用効率は高くなるはず。

とくに高齢者の健康づくりは国策にしなければならないほど
重要なテーマです。体育館が役立ちそう。
しかし、なにか新しい事をやるとしても予算がありません。
なので、お金のかからない方法か、お金をいただく方法を
考えなくてはなりません。

楽しい体力づくりのメニューとして「ソウル・ダンス教室」はどうだろうか。
 ヒップホップよりも動きが穏やかだし年輩者には懐かしい名曲も多い。
インストラクターはわたしの仲間がボランティアで担当。
基本のステップは私がやってもいいけどね(笑)。

あと、縄跳び。手軽な道具で初心者でも楽しめそう。
インストラクターは募集ですね。町内にいればベター。

などという事を考えても実現できるかどうか分かりません。
まずは、発言力を強くできるようまじめに努力します。

2011年3月19日土曜日

はたして過剰反応か?

ブログやネットを読むと、東京から西に避難している人が増えているようだ。
東京にいる長男からも「逃げた方がいいかな?」のメイル。

チェルノブイリのようにはならないから逃げなくていいと返事をしたが
「そうかな?」と疑心暗鬼。

原発が核爆発しないのに、人間の恐怖心が連鎖反応して核爆発気味に
避難心理を拡大しているのだろうか?

そうさせたのは、政府広報のまずさにある。
正しく伝えていても、こんな時に人は冷静には理解できない。
いわきのほんの一部に退避命令、と言っただけでいわき全部が避難。

そもそも信用されていない菅総理の内閣だから、だろうね。
原発の現場に飛んで行って邪魔したり、東電本社に殴り込みを
かけるなど、どうもなぁ、違うんじゃないの、の対応だらけ。

なんとか上手に対応し、広報してもらいたい。
ないものねだりかな(悲)。

2011年3月17日木曜日

絶望的な福島第一原発の状況

今日、ヘリコプターから水を注入するオペレーションがあった。
ニュースで見た限り、うまくいっているとは思われない。
文字通り 「焼け石に水」。

海水は豊富にあるので、仮に注水がうまくいったとしたら
何が起こるか?塩分含有率が濃くなり続けるのではないか。

冷却水(海水)を循環しつつ、排水と注入をしない限り
高濃度海水 ⇒ 塩 となる。
結局のところ冷却はできなくなる、と私の未熟な推測の結論。

現地から遠く離れている私でも、絶望的な気持が日増しに強く
なっているんだから、福島の人たち、避難させられた人々は
どんな気持なんだろう。

故郷を捨てて、東京に移り住むことを決めた人がニュースで
紹介されていた。元どおりのきれいな故郷になるまでに
何十年かかるかわからない、と判断したようだ。

私は原発賛成派だったが、これほどまでにひどい状況を
引き起こすとは、考え方を変えざるを得ない。

火力発電(炭酸ガス発生機)による温暖化の方がずっとましだ。
そもそも ”炭酸ガス=温暖化の主要因” も仮説であって、
(不都合な)真実かどうかは、まだ実証されてはいない。

しかし、原発の危うさは残念ながら日本でも実証されてしまった。
スリーマイルやチェルノブイリで実証済みとはいえ、技術水準の
高い日本で起きてしまうとは残念である。

一年後、このことに関連して何を書けるようになっているか。
さすが日本の技術はすごかった、と書きたい。書かせてください。

2011年3月15日火曜日

まるで小松左京の『日本沈没』

地震から5日目の夜22時30分頃、静岡東部で震度6+の地震が発生。
NHKのスタジオも揺れているので、慌て気味な様子が伝わってくる。

1973年(昭和48年)に刊行された小松左京の『日本沈没』を思い出した。
大地震と大津波が次々と日本におそいかかり、ついには日本が沈没して
しまう壮大な小説。

これほど大きく、長い期間余震が続き、いや、震源地が静岡や長野にも
拡散し、日本中で頻発するようになるのではないかと不安な気持ちになる。

11日の東日本大地震以来、買いだめパニック、ガソリン不足で日本中が混乱。
なによりも東京電力福島原発の相次ぐ爆発が国民を恐怖に陥れている。

学者よりも、小説家、漫画家が自由な発想で創作するためか、荒唐無稽と
思われたことが今になって当たってることにたまげた。

つづく

2011年3月14日月曜日

東日本大震災

2011年3月11日(金)の14時から半公共施設のエスポワール
「岩手短角牛セミナー」に出席していた。

知り合いのステーキレストランのオーナーから農商工連携の
申請書作成を依頼されたので勉強のため参加していたのである。

14時45分頃、突然サイレン音みたいなけたたましい音。
??。誰だ、会議中にこんな待ち受け音で。非常識な奴。
ん?でも、部屋のあちこちから聞こえるのはなぜなんだ?

と考える間もなくぐらぐらと揺れ始めた。
そうか、地震警報をキャッチする携帯なんだ。
それにしても、長く大きい揺れだなあ。ちょっと薄気味が悪い。

間もなく 「この部屋から退避するよう管理者から指示がでました」 と
アナウンス。 各自に配布されたパック牛乳を持って出ようか、
どうしようか。また戻るかもしれないから、と考え持って出なかった。

後ろの席に、ステーキレストランオーナーから紹介される予定の
人がいたので(名札でわかった)、「こんなところでなんですが、
今日ご紹介いただく予定の者です」と名刺交換。

いや、それくらいの余裕があったんです。盛岡では。

外に出たら、向かいの消防署から消防車が出動準備。
外にも沢山の人が出ているが、「いやぁ、凄かったね」と
談話状態で緊張感はあまりなかった。

我が家は築85年の瓦屋根の家なので、最悪ならつぶれて
るかも、瓦は落ちてるだろうなぁと帰宅したら、あらうれしや
家はそのままで瓦も落ちず、家具もほとんどそのままだった。

明日は予定通りスキーに行けそうだな、などと考えてました。
地震恐怖症の妻も帰宅し、その辺に転がっていたものや
庭のひび割れた写真を撮って「被害発生」などと面白がったり
していたら、何度か余震が。

北帰行の時季ということもあるけど、やたらに白鳥が
北に向かっているのは、なにか異変を感じているからか。

つづく

2011年3月13日日曜日

巨大地震

3月11日午後2時46分の地震から二日目の朝です。
テレビはどの局も地震関連です。

我が家では水道、ガスは止まることがなく、昨日の夕方、
待ち望んでいた電気が着き、ホッとしました。

しかし、テレビで沿岸の被災状況を見ているうちに、
あまりの惨状にショックを受けてしまいました。

自分ができることはなになのか。
今のところ義捐金しか思い浮かびません。

我が家では多くなりすぎた本や家具、衣類の整理をしています。
捨てるつもりの家具を送ってあげたいと考えましたが、
テレビを見て、そんなものは全くなんの役にも立たない
ことに気付きました。

家具は家があってのもの。壊滅状態の沿岸地域の市町村に
家が立つまでは相当の期間がかかりそうです。
必要になるとしても数か月後か。

毎月、有識者による議論を進めていた岩手競馬の将来方向会議。
おそらく岩手競馬はこれで終焉を迎えることになる。

2011年3月6日日曜日

4月から再就職

ひさびさの書き込みです。
競馬好きのSNSに日記を書くようになったらしばらくはそちらに
エネルギーを注いでしまい、こちらがお留守に。

その理由はひとつだけ。競馬SNSは書き込みに対してのリアクションが
とても早く、かつ多くて楽しいから。

一方、このブログは今までにリアクションがあったのは一人だけ。
書いている内容があまり面白くないのがその理由です(笑)。

3年前の6月に退職して以来、ボランティア的な仕事をやってきました。

いままで商工会議所や商工会連合会(似た組織です)等と
コラボレーションしてきたのが以下の仕事。

1.経営品質向上プログラムの講師
2.さんさ踊りの外国人観光客用ツイッター発信
3.さんさ踊り期間に地酒のおもてなしサービスを企画、実行
4.地元企業3社のコンサルティング。現在は1社。
あと、町内会の役員。63歳でも青年部です(笑)。

さんさ踊り関係のふたつは、どちらも最初の試みだったこともあり
不発気味でしたが、今後も継続できるかどうかですね、鍵は。

ひとりでやることではないので、パートナーの対応次第です。
実は、地酒サービスは関係する組織が多いせいか、方向性を
ひとつにするのが難しい仕事です。
このあとどうしたらよいか思案中。

経営品質の講師とコンサルティングはむずかしさはあるが
楽しみもある仕事です。
地元企業の革新に少しでも役立てばいいと思っているので
報酬はあまり望んでいません。というより、退職してからも
そのような仕事ができることに喜びを感じています。

先月、町内の人から「いま何やってるの?よかったらこういう仕事はどう?」
と紹介してもらったことがあり、一応の面接を経て採用が決まりました。

勤務は月~土、9時~15時、隔週で1日休日、1年契約で最大5回更新、
という条件です。家から歩いて数分。激務でもないのでとても恵まれています。

職種は今までは経験のしたことのない公務員!!
市役所の臨時職員に準ずる身分のようです。
仕事の内容は「児童センターの管理責任者」。
来週は、具体的に打ち合わせがあります。

今年初めに買った『高島易断』に
「社会貢献や様々な組織のお役所拝命の暗示もあります」と
ありましたが、ズバリ当たったのでびっくり。

「策を弄さず正攻法で当たって収穫あり」ともありますから
肝に銘じて新しい仕事あたります。