落語の三題噺みたいだけど次の三つをどう考えますか?
1.公営ギャンブルの売上は平成3年をピークに低下傾向が継続。
2.本が売れなくて出版不況。つまり読まない人が増えた。
3.日本の青少年の学力が数年前より下落したまま。
私の仮説
①考えるのがめんどくさい、と思う若者が増え続けている。
競馬の楽しさは、 検討 ⇒ 馬券購入⇒見る(確認)⇒反省(たまに喜びに浸る)の
サイクルを毎週土日に何十回もできること。
これって PLAN⇒DO⇒CHECK⇒ACTION のビジネスサイクルと同じだね。
これをめんどくさいと思うのは小さい時から思考回路を回わしていないからでしょうか。
②インターネットや携帯などITの発達で、労せずして情報が手に入るようになった。
本当に便利だよねぇ。便利に比例して考えなくてすむようになってしまった。
③学校の勉強でも考えさせたりディベートするカリキュラムが少ない(のでは)。
簡単ということは能動ではなく受動だよね。だから手に入れても身に付かない。
理解には三段階あるってKJ法創始者の川喜多二郎先生が言っておりました。
すなわち 知る ⇒ わかる ⇒ 身につく の順序。
結局は自分で(能動的に)調べなきゃ、身につくまでは到達できないということです。
知ってるつもり、わかってるつもり。それで意思決定するから、間違う。鳩山さん。
で結論。もっと考える力を身につける教育が必要。
日本の産業だって改善力で強固になったでしょ。改善=考える ですから。
というわけで
考えるパワーがつかない限り公営ギャンブル、出版、そして学力の再興はないのだ。
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