落語の三題噺みたいだけど次の三つをどう考えますか?
1.公営ギャンブルの売上は平成3年をピークに低下傾向が継続。
2.本が売れなくて出版不況。つまり読まない人が増えた。
3.日本の青少年の学力が数年前より下落したまま。
私の仮説
①考えるのがめんどくさい、と思う若者が増え続けている。
競馬の楽しさは、 検討 ⇒ 馬券購入⇒見る(確認)⇒反省(たまに喜びに浸る)の
サイクルを毎週土日に何十回もできること。
これって PLAN⇒DO⇒CHECK⇒ACTION のビジネスサイクルと同じだね。
これをめんどくさいと思うのは小さい時から思考回路を回わしていないからでしょうか。
②インターネットや携帯などITの発達で、労せずして情報が手に入るようになった。
本当に便利だよねぇ。便利に比例して考えなくてすむようになってしまった。
③学校の勉強でも考えさせたりディベートするカリキュラムが少ない(のでは)。
簡単ということは能動ではなく受動だよね。だから手に入れても身に付かない。
理解には三段階あるってKJ法創始者の川喜多二郎先生が言っておりました。
すなわち 知る ⇒ わかる ⇒ 身につく の順序。
結局は自分で(能動的に)調べなきゃ、身につくまでは到達できないということです。
知ってるつもり、わかってるつもり。それで意思決定するから、間違う。鳩山さん。
で結論。もっと考える力を身につける教育が必要。
日本の産業だって改善力で強固になったでしょ。改善=考える ですから。
というわけで
考えるパワーがつかない限り公営ギャンブル、出版、そして学力の再興はないのだ。
2010年3月14日日曜日
貸切スキー
人のさっぱり見えないスキー場は岩手高原スキー場。
3月12日(金)、朝起きたら寒くて天気が良かったのでスキー場へGO!
シニア割引5時間だと1500円と格安。今シーズン三度目でラストのスキーです。
50人くらいの客層は私と同年代の夫婦やオヤジグループが結構目に付いた。
”昔取った杵柄”とばかりに皆さんスイスイ滑っていらっしゃる。
スノボーの若い人たちは学生かな?
滑っている時は”まだまだ行ける”と思っていても、一息入れるとドッと疲れを
感じてしまうのは、歳のせいだね。いつの間にか疲れているので、用心しないと
踏ん張れなくなって転びかねないですね。
二時間ほどで7~8本滑って終わり。帰りは温泉(400円)に寄って
昼食(700円)後に露天風呂で岩手山を眺めたり本を読んだりしながら
汗を流す。
風呂上りには大広間で座布団を枕にしばらく昼寝。
あ~ぁ、のんびりした一日でした。
これで2600円だから、とってもコストパフォーマンスが高いレジャーです。
お値段以上の満足でした。
下の映像は2年前、同級生と岩手高原に行った時の私の滑りです。
2010年3月11日木曜日
暑さ寒さも彼岸まで
上の写真は近所の梅の木に積もった雪。題して白梅。どう?このネーミング。
盛岡で白梅と言えば盛岡二高という女子高のこと。
高校のころは白梅派と白百合(これまた女子高)派がいてね、
どっちが可愛いとか美人が多いなんて品定めしてたなぁ。
わたし?白百合派でしたね。制服も可愛いし、二高より学力が
ちょっと高くない分、お付き合いのハードルも低いような気がしてさ。
どうしてるかなぁ、あの頃付き合ってたお嬢さん(いまはおばさんだね)。
付き合うったって当時は公衆電話から電話するだけ。
あと、県立図書館でチラチラ顔を見てたので勉強に集中できなかった。
大学に入ってからはもっぱら文通。メイルなんてものはないから、片道3日かかる。
相手がすぐに返事を書いたとしても、まぁ一週間でやりとりできるスピードです。
いつも一カ月くらいしてから返事が来てたけどね。
のんびりだったなぁ、今にして思えば。メイルはすぐに返事を期待してしまうから
精神衛生上よろしくないよね。だって期待するだけ失望も大きいから。
便利にはなったけど世の中なんだか落ち着きがなくなりましたね。
というような話題が通じるのは、その昔、今の団塊オヤジが恋していた
今の団塊おばさんなんだよね。
お互い色っけ抜きなのは、なんだか活きのいい刺身というより味わいある干物の
雰囲気なんだけど、それも悪くない。俺も受容する幅が広くなってきたなぁ。
2010年3月3日水曜日
公共工事
工事名は”木工沈床(もっこうちんしょう)”。川の浸食を防ぐための工事だ
そうです。間伐材と石で岸辺を固定する工法で、大正時代からあったと説明。
一番上に説明パネル写真を掲載しましたが、このほかに鮭に影響を与えない
ようにするための調査報告パネルもありました。
目的がよくわかる丁寧な説明のある現場でした。あとは工事費用も一緒に
掲載すればベターだけどね。それとせっかくの丁寧な説明は、多くの市民や
向かいの杜陵小学校の生徒にもよい情報提供になるので対岸にもパネルが
あれば良い。
で、この木工沈床だけど、子どもの頃中津川のあちこちにあったんだよね。
川魚がよく集まってくるので子供達は水中メガネをかけ手にヤスを持って
潜っていましたね。魚が間近にいるのでちょっとドキドキしながらね。
今の中津川は昔と違ってコンクリートだらけの川辺が多いので、
この木工沈床はできればもっと増やしたい公共工事です。
でもお金もかかりそうな工事だから、相当に長期的な計画で
進めることになるでしょうね。
何事も現場で確認しないと、事の良しあしはわからないもんだ、
ということを再認識した公共工事でした。
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